2023.06.30
SF90 XX
昨日の“あずきバー“から取って代わって、1億円+の趣味車の話です。
フェラーリから昨晩メール配信があり、新車の発表が行われました。首記のSF90 xxと言うモデルですが、ご丁寧にコンフィギュレーターまで添付されていて、どうぞオーダーしてください、、って感じの案内でしたが、価格は別としてもオーナーになるにはハードルが高すぎそうです。
フェラーリでは、マーケットの必要とする代数マイナス1台を生産目標としており、今まで高額モデルを購入して来ていた上顧客にまずは生産枠を与えた上で受注をしており、今回の発表時にはまず枠は残ってないはずです。
このような限定車を買うには現在すでにこのような限定モデルのオーナーである必要があり、その高いハードルがあるために、今までに販売されていて、中古市場に出ているスペチアーレと呼ばれる限定モデルが高値で取引されているほどです。
車種にもよりますが、新車価格より高い値段が付いていますから、オーナーたちは値段もわからない新車のコンセプトの時点で購入するわけです。
車の適正価格、特に中古市場は景気などで乱高下しますが、メーカーやディーラーは需要と供給の微妙なバランスをうまく使ってますね。
プラグインハイブリッドで1000馬力+のパワーと、尻尾のようなウイングも付いているSF90xx。 日本には一体何台上陸するんでしょうね。
フェラーリは広告宣伝を一切していませんが、その代わりにF1チームが企業イメージなんですね。
当然この手の車には値引きは有りませんし、正規ディーラーでのサービスが必須ですから、ディーラーのビジネスモデルはトヨタや日産などとは違う訳です。