2014.02.10
イギリスで、、
週末の東京は記録的な大雪でしたが、皆さんは大丈夫でしたか?
日本のニュースでも話題になっていましたが、イギリスでは去年の12月からの降雨量が記録破りで、至る所で川が増水して被害が広まっています。
最初の写真、これは日本ではあまり見かけませんが、川すれすれに橋を作って、水かさが増えた時には冠水してしまう“Ford”と呼ばれる橋が多く、それがすぐに水に浸かってしまいます。 通常は増水しても10センチぐらいで普通の車でも平気に渡ってしますのでこれで十分なのですが、これほど増水すると4駆の車でも特殊な装備が無いと渡るのは不可能です。 深さを表示する柱を立てて注意を促すのですが、判断を間違った運転手が立ち往生することも良くあります。この時の水深は1.5mほど。 間違って進入したら即アウトです。
2枚目の写真は遠方に白いバンが水の中で立ち往生していますが、大きな水たまりに入ってしまい動かなくなってしまった可哀想なケース。
3枚目の写真は通常は農場ですが、これも湖になっていますね。
こういう環境ですから、イギリスのランドローバーなど4駆車が優秀な訳ですし、他のメーカーでもラインアップには必ず4駆車が用意されているので、確かに4駆の車を多く見かけます。実際にカタログにも”Wading Depth”(Wadingの意味は浅瀬を歩くと言う意味ですが!!)=どれ位の深さの水に進入可能か?と言う数値が掲載されている程です。レンジローバーですとこの数値も90センチ!と記載されてますから半端では無いですね。 さすが英国王室御用達!
日本もゲリラ豪雨とかも頻繁に起こっており、東京でもすぐ道路が冠水する事もありますから、地上高のある車も一台必要かもしれません。