2023.03.24
スポーツとDX
先日のWBCの決勝戦、多くの方がご覧になったかと思いますが、最後のトラウト対大谷の投球は何度も報道でも使われておりましたので、皆さんは投球内容までよくご存知かと思います。
フルカウントになり最後のストライクを取った大谷のスライダーは160キロのスピードで40センチ以上曲がったとか、言われてますが、実際にアメリカの中継ではゴルフではもう常識になっていますがトラックマンなどの弾道が見えるシステムが導入されていました。
同時に、スピードだけでなく回転数、前述の軌道の変化などが瞬時に数値化される訳ですから野球が分からない方も見ていて楽しいですね。
現地の中継ではホームランも同様に弾道が見えていたり、究極なのはバットのスイングが投手の投げた球にインパクトするタイミングでのグラフィック画像など、、、選手も後で見たらびっくりするような内容ばかりです。
このような技術の先駆者であるトラックマンはゴルフの世界でプロが練習ツールとして使っているだけでなく、テレビ中継でも打球の飛び方をリアルタイムでトレーシングできるのはテレビの中継を変えましたし、野球の世界では日本でも各球団がデータ解析用にホームグラウンドに導入しているほどです。
同様の技術では去年のサッカーワールドカップでの日本チームの2ミリでインプレーになった様子など、高次元の解析ができるようになったのにはびっくりしましたね。
以前投稿したボリュメトリックビデオのように360度のアングル、どこからでも見えるようなリプレイ映像ができたり、、、 ドローンやワイヤーカメラにいろんな機能が付くようになり、ますます今後の中継技術の進歩から目が離せませんね。