アストン・マーチン
先週末のF1は昨年チャンピオンのレッドブルチームがワンツーフィニッシュで、2023年シーズンが始まりました。
そんな中で、フェラーリやメルセデスもトップ争いに加わると予想されていましたが、失礼かと思いますが意外にアストン・マーチンが好調で、ベテランドライバーのアロンをがチームに加わったりして、実力を確実に上げて来ており、3位表彰台に上がりました。
まだまだ、シーズンが始まったばかりですので、長いシーズンの中でこれから勢力図はまだまだ変わってくるかと思いますが、まずは良いスタートでしたね。
3位フィニッシュとは言え、表彰台に上がった事でアストン・マーティン社の広報活動も本格的にアピール、、昨日も直接メールが入ってました。
会社発足110周年と言う節目の年になりますが、創業当時は週末のレースの結果で翌週車が売れた、Win on Sunday sell on Mondayと言うように、営業に直結していた時代だったそうです。
今のF1と違い、当時はレースに出ていたような車が購入できる訳ですから素晴らしいアピールだったと想像できますが、アストン・マーチン社の車は最近はジェームス・ボンドの車のイメージが強く、どちらかと言えば高級車のイメージが強いですよね。
現在のラインアップを見ると、お決まりの高級SUVがメインで売り出されており、前述のアロンソが新型のSUVのデリバリーを受ける動画が話題になったりしているほどです。
限定生産のハイパーカーもありますが、数百台しか生産されておらず、やはり主流はクーペなどがあるぐらいですし、電気自動車への移行の中でしっかりした戦略も見えていません。
アストンのスポーツカーの場合、一部の限定車以外は中古価格が落ちてしまうのも不人気な理由かもしれませんが、F1への参入と投資がいかにブランド力向上と今後の車種の開発に繋がるか?レース結果と販売数の推移が試される年にもなりそうです。