コロナ禍が過ぎたとは言え、英国で今問題になっているのは従業員の確保のようで、今日行ったお店にこんな張り紙がしてありました。人手不足の臨時休業の案内でした。

特に対面販売や飲食店など、コロナの影響でレイオフした店員が復帰せず、お店の営業に障害があり、このように営業時間を少なくする所が増えて来ています。

電気代など光熱費の高騰で、お店を開くだけでも赤字に直面しているオーナーたちは、人材確保の為に給料を上げる訳にも行かずに、このまま閉店してしまうケースも多く見かけるようになりました。

英国内では鉄道などのインフラ職員だけでなく、教員や医療関係者や救急車のクルーなど我々の命にかかわる仕事をしている方も労働条件や給与のアップを要求するストライキが続いていますが、これは金利もアップして、食費か光熱費かのチョイスを迫られている家庭も多いのが一番の理由のようですね。　働けば働くほど赤字になる家計は多くの家庭が直面している問題です。

このような一般的なお店の経営状態を見ると、英国などの世界経済の今後が気になります。