電気自動車は冬に弱い?
先週から英国にも本格的な寒波の影響で、最低気温が毎日氷点下まで下がる日が続いていますが、家内からイギリスで使っている電気自動車のBMW i3の満充電からの後続距離が低くなっているとの連絡がありました。
一般的に、バッテリー内部での化学反応で充放電するワケですから、外気温が氷点下まで下がるとリチウムバッテリーの能力も低下しますし、内燃エンジンの場合にはエンジン冷却に使われた水(お湯になってますが)を使って車内の暖房に使うのですが、バッテリーが動力源ですから暖房をするのにも電力を消費しますから、その分航続距離が減るのは当然ですね。
数値的にメーカーからのアドバイスでは極端な低温では20%以上の航続距離ダウンとなるために、充電を頻繁にするようにとのアドバイスが取説にはありました。
動力用のバッテリーではなく、ガソリンエンジン車に鉛蓄電池の代わりにリチウム電池を使っているのですが、軽量ですがやはり寒さに弱くマイナス5度ですとセルが回りません。しかし、通電を少しすると内部での化学反応で温度が高くなるので元気よくスタートする事は経験しています。
ただ、よくわからないのは、低音の影響でのバッテリーの容量などの性能劣化は理解できますが、暖房に電力を使う以外に消費電力は同じですから、使用する電力量は同じのはず?ですから燃費(電費?)は同じはずですよね??
消費電力をモニターする機能もありますので、平均データを見てみる必要もありますね。。
いずれにせよ、自宅に戻ったら充電するだけでなく、リモート機能を使い出発前に車内を外部電源で温めておくと走行距離の多少のプラスにはなるかと思います。
メーカーや車種によっては冬に強い(バッテリーが)モデルもあるかもしれませんが、メーカーはあまり公表したくない話題かもしれませんね、、