2022.11.14
Haileybury
先日、家内が所属するコーラスグループが参加した、Haileyburyと言うロンドン北部に位置するパブリックスクール=英国の私立学校のコンサートに行ってきました。
日本で言う中高一貫校ですが、11歳から18歳までの生徒の大半は寄宿生活をしており、学費もシニアになると年間4万ポンドですから700万円だそうです。学費もびっくりですが、500エーカー(60万坪)もあるキャンパスの敷地も広く、アメリカの大学キャンパスでもあまり見かけないほどです。
設立は1855年だそうですが、当時の英国がアジア地域で支配をしていた領土の管理下で、東インド会社に勤める関係者の子供達にイギリス国内で教育をさせる施設として国が政令として発足したんだそうです。
それ以来、英国上流階級の子供達の教育の場として大勢の卒業生を輩出しています。
やはり、高価な授業料を支払える家庭はイギリスでも高額所得者しかおらず、奨学金を受けている生徒も多いようですが、先日のコンサートで目立ったのは中国からの留学生が多いような気がしました。
やはり11歳から寄宿舎に入れて卒業まで授業料だけでも5000万円はかかりますから、親の資金力が無いと大変ですね。
肝心のコンサートですが、中高生とは思えない程の完成度で、音楽指導のレベルの高さを感じました。
家内のグループは助っ人として参加していましたが、本格的なプロダクションなのと、高校とは思えない施設は歴史と高いレベルの教育環境を感じました。
おそらく見学に来ていたのは父兄の方やその友人かと思いますが、ワインとかが無料で出されていたのにもびっくりしました。