2022.08.15

FA200

この写真の小型飛行機を見て、何か分かる方はかなりの航空ファンです。

これ、日本の富士重工が1960年代後半から70年代にかけて生産していたFA-200 ”アエロスバル”と呼ばれた小型機です。

私は高校生の頃、名古屋の小牧空港でフライトレッスンを受けてまして、当時はセスナ150でのトレーニングでしたが、FA-200はアエロバティック飛行=スタント飛行もできるトレーナーとして上級者がトレーニングに使われていました。

訓練飛行に行かれる方の後部座席に乗せてもらった事もありますが、当時のセスナは車で言うアクセルに当たるスロットルが現在も同じですが、注射器のように押し込むタイプでしたが、スバルはジェット旅客機などでも見るようなレバーを前に倒すタイプで、憧れていました。

富士重工は中島飛行機として、戦闘機を作っていた会社ですし、今ではボーイング787型機の主要部分を作ったり、航空業界では有名なメーカーです。その富士重工が民間機として、作った機体ですから日本を代表する機材と言っても良いですね。

この写真は、ドイツの知り合いから送られて来たのですが、売りに出ているんだそうです。7万ユーロだそうですが、50年以上前の機体はスペアパーツの問題などがありますが、セスナなどは意外に普通に飛んでる場合もあります。

とは言え、維持費も毎年購入費ぐらい掛かるでしょうから、ちょっと手が出せませんが、、、

とは言え、今見ても素敵なデザイン、、主翼が胴体下部にあるのが特徴的ですし、コクピットも屋根を後にスライドさせて乗り込むタイプは複座とは言え戦闘機のような雰囲気でした。操縦桿にスバルマークが入っているのを見て興奮した頃を思い出しました。 所有できなくとも、一度スバルマークの操縦桿を握ってフライトできたら良いなぁ、、

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