F1 イギリスグランプリ
先週末、イギリスのシルバーストーンで開催されたイギリスグランプリの中継をご覧になっていた方から、誰もマスクをしてない!!とのメールをいただきましたが、コロナ禍で無観客のレースから、去年のように入場制限のあった大会から3年ぶりの無制限での開催でした。
レースの内容も、年間を通して開催されるレース場の中でも高速サーキットの1つであるシルバーストーンでの大会で例年エキサイティングな展開でのレースが多いです。
今年も去年に続きオープニングラップで大きな事故があり、赤旗中断となりましたが、マシンやサーキットでの安全対策が進んでいるおかげで、ドライバーは大きな怪我もする事なく済んだのにも驚きます。今朝のニュースでも大きく取り扱われていました。
以前ですと、このような事故のシーンはリプレイですぐに流れていましたが、ドライバーの怪我の事への配慮から、容態がはっきり分かるまで放送をしていなかったのは最近の放送ガイドラインだそうです。 言い方は悪いですが、クラッシュを見るのもレースの楽しみの一部と考えている方もおり、ソーシャルメディアなどでも大事故の画像が流れているのもどうか?と思っていました。
現在のマシンに導入されているHALOと呼ばれるドライバーの頭部を守るシステムがちゃんとした仕事をしていた訳ですが、当初はオープンコクピットのF1には似合わないとか(顔が見える訳では無いですが)ドライバーの表情が見えない??とかおかしなコメントで不人気だったですが、最近の事故の様子で、反対するコメントも無くなりました。
チタンとカーボンファイバーで作られているHALOですが、15トン以上の衝撃に耐える事ができるんだそうで、大型バスが乗っても潰れないんだそうです。
いずれにせよ、大きな事故を目の前に見ているドライバー達は再スタートに向けて何事もなかったようにコクピットに入りましたが、プロですね。