一杯のコーヒー
先週、若い経営者の集まりに呼ばれて行って来ました。 皆30代〜40代なので私はちょっと場違いな感じがありましたが、オブザーバーとしての参加依頼でしたから、まあOK と言う事で、、、
そんな中で、面白いディスカッションだったのが、コロナ禍でのテレワークやホームオフィースの在り方を見て、仕事の見直しについての話題。 個人的にもワークスタイルの今後を考える良い参考になりました。
そのような経営の現場で参加者の一人が会社で取り組んでいるのが、社員と新しいビジネスモデルを考える中で、社員に今転職や起業をするとしたら何をしたいか??とリサーチしたんだそうです。
その結果が意外にも90%近くがカフェの経営だったそうです。
かなり昔の話ですが、私が学生時代に学園祭の模擬店と言えば、必ずクラス会で候補として上がるのが喫茶店でした。 コーヒーもインスタントでそれこそ”サテン”の真似事の店が多かったですが、当時日本の喫茶店のカルチャーは独特でしたよね。
現在ではスタバなどラテ系のフランチャイズが中心ですが、彼らの考えるカフェの在り方はどちらかと言うと昔の日本の喫茶店で、長居をしてもらい、コミュニケーションのハブやリモートオフィースのような使い方を考えているようで、実際に場所を借りて運営を始めたっそうです。
ちょっと逸れますが、日本にあった喫茶店もある意味ビジネスマンの拠点のようなポジションでしたよね。電話を取りついでくれたり、商談スペースとして活用したり、、コーヒー一杯で長居ができる場所でした。
本題に戻りますが、社員に共同経営を任せ、運営しているようですが、社内のコミュニケーションが良くなったり、、時間管理が上手くなったり、、、、意外にメリットは多かったんだそうです。
確かにロックダウンで出社できない方も多くあった中で、スタバなどでパソコンを開いて仕事をしている方も多かったので、そんな経験からのビジネススタイルのアイデアだったんでしょうね。