2022.03.25
電力需給ひっ迫警報
今朝の晴れた暖かい天気ですと、今週22日の冷たい雨の降る中でこの警報がは発令されたのが嘘のようですね。
水道や電気など、繋がっているの当たり前の生活をしている中での警報にはびっくりしましたが、大震災後に東京が暗くなった時も思い出しました。
16日の地震で停止した火力発電所の影響と寒波のダブルパンチでの結果だったようですが、11年前の震災時に比べて、電気需要のバランスが変わってきているのにも影響があるかと思います。
電気自動車などへの充電などの今まで無かった需要も影響があると思いますが特にインターネットを支えているデータセンターの莫大な電力需要にはあまり気が付いてません。データセンターでは電気代が“毎月“数億円するのが普通なんだそうです。 何キロワットなのか想像がつきませんがそれこそギガ単位でしょうね。
データセンターは停電などで停止する事はサービス停止に繋がりますから、バックアップの電源供給は必須です。短い時間ですとバッテリー電源に切り替わると同時に非常発電機が作動し安定した電力供給が始まるシステムを装備しています。
昨日打ち合わせをした方から伺ったのですが、データセンターの自家発電機能は一週間は作動する燃料も備蓄しているので、最悪の場合にはデータセンターの電力供給を電力網から外せば、同様な事態で実施すればかなりのマージンがあるのでは? とのこと。
日頃から節電に心がけるのは必要ですが、電力需要の事を考える一週間でした。
節電の東京タワーです。周りの暗さも印象的でしたね。