2022.03.04

政治とスポーツ

年始、今年のスポーツ界に関してコメントした中で、政治と金について投稿しました。

3月に入り、2022年も1/6が終わってしまいましたが、その中でやはり北京冬季オリンピックの開催やそれを取り巻く政治的なメッセージだけでなく、終了直後に起きたロシアによるウクライナへの攻撃など、、想定はしていましたが、これほどのインパクトは考えておりませんでした。

ウクライナへの侵攻を受けて、各スポーツ団体も異例の処置で、ロシアとベラルーシのアスリートに対して規制を設けたり、 今までロシア企業の支援を受けていたプロチームや団体も契約解除に向けて動き始めました。

テレビ中継関係でも、プレミアリーグなどはロシアへの放送の契約を打ち切るなど、広い範囲での規制が始まっています。

国主導のドーピング疑惑など、スポーツと国威をアピールして来ていたロシア政府は、今回のアスリートに対しての規制はどのように思っているのでしょうか?

外部からは、当然の処置と考えるようですが、例えば今回この規制の影響で締め出されたロシアのパラリンピックの選手達の思いはどうなんでしょうね。自らに非は無いとも言えますが、政府の下での活動に対して批判を受ける事をどのように感じているのか? 考えてしまいます。

今朝もF1の発表で、ロシアグランプリの主催者との契約を打ち切り、正式に今年のカレンダーからロシアグランプリが無くなったとの事でした。 今年からロシア企業のスポンサーを受けて、ロシア国旗のカラリングにしていたHAASチームも契約を破棄して、先日の合同テストからこの写真のように白の車体で参加していますし、チームのロシア人ドライバーに対してもいずれかの対応がされるかと思います。

今週は航空会社のように平和産業への影響が話題になっていましたが、スポーツの世界もやはり平和産業だったと再認識する必要がありますね。

このページのトップへ