カーチェース
アクション映画では、車でのチェースシーンは必須の要素。 中にはあり得ないような演出だったり、個人的に違和感を感じるのはエンジン音とタイヤの音です。 車と全く似合わないエンジン音だったり、砂利道でキーってタイヤが滑る音など、、常識で考えてもあり得ない状況には笑ってしまいます。
予算の無い映画ならともかく、メジャープロダクションでも4気筒のはずのバイクの音がハーレーのような音だったり、、、視聴者を馬鹿にしているのか??と思ってしまいます。
映画スターの車たちですが、007御用達はアストンマーチンだったり、悪役はなぜか黒のSUVだったり、、諜報員がそんな目立つ車に乗っていてどうか? 悪役もスモークウインドウでさぞ視界が悪いだろうと、勝手に考えてしまいますが、最近の映画でチェースシーンで見かけないのがハイブリッドと電動車ですね。
プラグインハイブリッドの場合には、バッテリーブーストが切れた途端に加速も悪くなるでしょうし、電動自動車では音がしないので、演出に困るからかもしれませんね。
先日イギリスのソーシャルメディアで話題になっていたのが、実際の警察の薬物取締りの際に車で逃げる容疑者を高速で追っかけて、逮捕する映像でした。
お決まりの高速道路で路肩を走ったり蛇行して追う警察を避けようとしてるのですが、話題になった理由はBMWのプラグインハイブリッドのスポーツカー i8 だったからです。 一度試乗した事がありますが、3気筒の小さなエンジンとバッテリーに繋がらたモーターでのパワーで、加速もまずまずです。 この写真のようにスタイリングも近未来の車でハイブリッドのイメージ通り、、
しかし、警察から逃げるのにはあまり適して無いことが話題になった理由です。まずは弱いエンジンをサポートするモータの電源が抜けてしまうと、それこそ同じBMWグループのエンジンを共有しているミニと同じ性能に落ちますので、加速がどんどん悪くなります。
最悪なのは、止まった車から逃げようとする犯人も跳ね上げ式のスタイリッシュなドアが邪魔になってしまい、手こずって追っかけてきた警官に捕まってしまうドジさ。。
そのうち、テスラとかポルシェのタイカンとか、スポーツカーも真っ青になるような高性能車もありますのでそのうちスクリーンデビューは近いかもしれません。 エンジン音が合成音で流れていたら笑えますが、、