2021.12.13

F1最終戦

昨晩のレースは、今まで見てきたレースの中でも記録に残るだけで無く、記憶に残る最終戦でした。

結果は皆さんもご存知の通り、今年を最後にF1から撤退するホンダのエンジンを搭載するレッドブルチームのフェルスタフェン選手が世界チャンピオンとなりました。

自動車レースは、他の競技と同様に厳しいルールの中で争われますが、ルールの解釈やペナルティーに関しては常に物議があったり、最悪の場合にはレース場の外、裁判所での戦いになって勝負が決まる事もあります。

今回のレースではスタート直後のトップ2台が絡む争いから始まり、最後の一周までの事故の処理やその再スタートであるペースカーに対しての処置など、、我々視聴者にとっては、最後のコーナーまで目が離せない最高のレースでした。

最近の中継技術、カメラの性能なども含め、チームとレースマーシャルとの駆け引きなどもリアルタイムで聞くこともできますし、トップ2チームのピット内や監督の表情なども現場で生で見ていても経験できない情報が中継に入って来ますので、今回のようにドライバー二人がチャンピオンシップを最後の周回まで争う中での駆け引きが全て凝縮されていました。

レース最後の2分間、あっと言う間でしたが、見る者にとっては非常に長く感じたレースでした。

来年は全く新しいデザインコンセプトの車が導入されますし、今回は8回目の世界チャンピオンを逃したルイス・ハミルトンと新チャンピオンのフェルスタッフェンとの戦いも続くかと思います。 今回が最後になったライコネンなど、ある意味新旧交代の時期だったのかも知れませんが、今から来シーズンが楽しみです。

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