2021.12.08

水際対策

2年前の今日、初めてコロナ感染が中国で見つかったと今朝のニュースで聞きましたが、いよいよ日本にもオミクロン株が入って来て、第6波の感染への対応なども報道されていました。 

そんな中で、帰国者からの3人の新種株への感染者に関しての発表では最初の方はアフリカの外交官の方だったそうですが、二人目、三人目に関しては国籍が不明?でしたが、先日三人目の方が日本人だったとの発表がありました。

空港などでの水際対策はコロナ禍では重要な役割かと思いますが、1つ疑問なのが今回の外国人の入国禁止です。空港での検査の関係や待機ホテルの確保などの問題がありますので、毎日の帰国/入国者を3500人に制限する必要がある事は理解できますし、まずは帰国する日本人を優先して、、、との考えだとも思えます。

しかし、先日WHOや諸外国の関係者から日本の外国人の入国禁止に関しての決定は疑問視されていますし、オーストラリアやニュージーランドなど自国民でも帰国/入国を制限していた事もあるほど、今回の対応は結構ザル状態だとも指摘があります。

そもそも、日本の感染者数の少なさに関しては世界的にも注目されている中で、言わば鎖国状態は異常に見えます。

そんな中で、先日、アメリカ大使館から異例とも言える日本に滞在している自国民に対して、日本の警察の取り締まりで、Racial Profilingの疑いがあると発表されていました。 警察官が外国人であるだけの理由で不当に職務質問をしたり検挙されるするケースが多いとの事ですが、確かに外国人の方から職質を受けた話をよく聞きます。今回の水際対策とは関係無いかも知れませんが、このタイミングでのアメリカ大使館の発表は注目されてます。

今回のオミクロン感染者に関しても、国籍不明なはずは無いでしょうし、外国人はともかく、日本人が感染、そして日本に持ち込んだ事を大騒ぎにしたくないとの政府の考えなのか? 疑問が増えるばかりですね。

現在、海外出張の予定を立てておりますが、一旦日本での感染者数が少なくなった事もあり、イギリスからの帰国者の3日間のホテル待機も無くなり、ワクチン接種者には14日間ではなく10日間の自宅待機での対応もできるようになって喜んでたのですが、今回のオミクロン株の関係で6泊7日の待機ホテルでの弁当生活をする必要があるようです。

水際対策は必要と考えますし、自己責任での海外渡航ですから決められたルールに従いますが、外国人への対応も少し考えて頂きたいですね。

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