2021.10.23
DJI Ronin 4D
カメラやビデオ機材などは日本のお家芸的な存在でしたが、最近になって中国のDJI社の製品は独特な製品群を持ち、プロユースやブログなどに使う一般の方の両極のマーケットにユニークな商品を販売しています。
個人的にはスタビライザー付きのミニカメラ、Osmoやジンバルスタビライザーなどを購入して使っていますが、ジンバルのように最近進化したデジタル一眼レフなどの周辺機器を制作したり、現場から見たニッチな商品開発から目が離せません。
そのDJIからいよいよカメラ、ジンバルがセットになった、それも8k対応のシステムが発表されました。 日本での販売価格は130万円ぐらいなので、簡単には手が出せませんが、今までのプロ用の機材ですとカメラだけでも軽く1000万円を超えていた訳ですから破格の値段設定ですね。1テラのメモリーまで装備されていて、これ1台あればいつでも撮影が始められます。
デジタル一眼やこのようなデジタル機材の進歩は最近ウェブ動画など既存の放送とは違うレベルの進化が進んでおり、今まで見た事の無い映像が紹介されていますね。
放送業界も伝送技術の進化や、ウェブ上でのサービスのアマゾンプライムやネットフリックスなど、サーバーとネットワーク中心での配信が進む中で、このような機材が入手できる状況はテレビ局の概念が大きく変わる時期だと実感します。
ネット上でのデモ画像しか見ておりませんが、近々、制作の現場で見る機会があるでしょうね。