2021.08.30
Guiness
日本でギネスの事を黒ビールと呼ぶ事がありますが、実際には黒のように見えますが、ルビー、、濃い赤色なんです。
本国のアイルランドのパブでは、この一杯のギネスのために、専用のサーバーが用意されていて、アイリッシュのプライドが感じられます。
日本で自称ギネス通と言う人はよく、泡の感じから始まりアテにする食べ物の話やら、あの苦い味の蘊蓄を言われていますが、アイルランドでもパブの常連さんは同様な解釈で好みの一杯を楽しんでいますが、ビール同様にどのように提供されるかによって味が全く違う、別の飲み物になるんだそうです。
今回、アイルランドのダブリンでトップ3に入るパブに行き”究極の一杯”をいただきましたが、確かに同じギネスとは違う、花の香りのする一杯をいただきました! 色も濃いルビー色、、泡の感じもクリームと同じぐらいのキメ細かさ。。
秘密は何?と聞いたら”隠す事ではない”、、との前置きで まず、樽を保管する冷蔵庫の温度を5.5度にすること。 そして、樽からサーバーの距離はできるだけ短く、かつ常に清潔にすること。 提供する独特なチューリップのようなグラスも綺麗に洗浄する事とソープを使った後は必ず水でも洗い完璧に清潔なグラスを用意すること。ちなみにこのお店ではソープの使用は2回に一回だそうで、あとは熱湯洗浄だけだそうです。 あとはガスも窒素75%、二酸化炭素25%のガスを使うこと。。
とにかく普通のビールとは全く違う取り扱いが必要とされるそうですし、このお店には冷蔵施設がギネス用とそのほかに分けて用意されていました。
ひと手間かけた結果がこんな感じの液体。。
今まで味わったギネスとはまた違う飲み物!! 美味しそうでしょ??