2021.07.23

修理する権利

先日アメリカのFTC米連邦取引委員会が修理する権利を保証する法案を可決したと言うニュースがありました。

アップル製品など、ロジックボードと部品との互換性をつけて、バッテリー交換も不自由な状況が是正されそうです。

ただ、素人が安易にバラすと元に戻せなくなったり、もっと壊してしまったり(経験者です)しますので、簡単な話ではありませんが、修理コストや不便さでまだまだ使えるマシンの寿命を短くする事は無駄です。

もちろん、最新の機材は格段の性能アップなのは先日購入したカメラで実感しておりますが、古いシステムでしか使えないアプリやソフトなどもある中で、このような法案は歓迎です。

1991年に発売された名車マクラーレンF1も、整備に当時のコンパックコンピューターが必要で、モデム(覚えてますか?)を使いシステムの診断をするなど当時としては最先端の技術を入れてましたが、今のパソコンのオペレーションシステムでは対応せず、マクラーレンの修理部門では、当時のコンピューターの予備を在庫しているんだそうです。

個人的には、古いデジカメの画像の保存や管理もなんとかバックアップデータを作っているので今のところ大丈夫ですが、モノを大切に使うためにも自由に修理できる体制は必要だと感じます。

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