2021.07.19
National Lottery
今週いよいよオリンピックの開幕です。
英国でもオリンピック特集などでアスリート達を紹介したり、コロナ対応で遅れている日本より盛り上がっている感じがします。
そんな中で、ナショナル・ロッテリーと日本でも良く高額賞金が話題になる宝くじのコマーシャルでオリンピック選手たちが紹介されていました。
日本のロトも同様な数を選んで、該当者がない場合には次に持ち越される一枚2ポンドですから三百円ぐらい。 日本のジャンボ宝くじと同じですね。 時々これが何度もキャリーオーバーされて何十億円とかに化けだりするので、熱狂的なファンが多いです。スーバーやガソリンスタンドでも販売されているので私も時々購入してますが、、、、
なぜこれとオリンピアンとの関係?と思われるかと思いますが、そもそもこのロトはロンドンオリンピックを前に選手強化の目的での資金集めを目的として開始されたモノですから、お世話になったアスリートの方も多いはずです。
1996年のオリンピックでは、メダル数のランクで36位だった英国ですが、97年にこのロトの取り組みを受けて、エリートアスリートたちが練習に集中できるようになった結果、今まで864個のオリンピック、パラリンピックのメダルを取る事ができ、前回のリオ大会では総合2位のメダル数になったほどです。
世界のエリートアスリート達にとって、一部のトップ選手以外の資金集めは練習以上の時間や労力を強いられている中でこのような取り組みは素晴らしいですね。
日本のロトもスポーツ振興くじと呼ばれているようですが、実際どれほどのインパクトがあったでしょうか。