2021.07.18
F1 2022年
今日はイギリスのシルバーストーンサーキットで開催されるブリティッシュ・グランプリの最終戦です。 どのような展開になるのか楽しみですが、先日グランプリ開催に先立って、来季2022年にレギュレーション変更される車の発表がありました。これが発表された画像です。
パッと見た感じはそれほど差はないように見えますが、タイヤのリムが13インチから18インチになったり、フロントやリアのウイングの形状が変わったりして、90年台のインディーカーのような印象になりました。
現在F1で使われているタイヤは意外に小さなリムで13インチと言えば日本でも軽自動車に使われているぐらいでしょう。一般的な乗用車でも小さくても15インチはありますので、バルーンのようなタイヤだったのがお分かりになると思います。
来シーズンは18インチとなり、タイヤプロフィールももう少し普通に?なり、今まで無かったホイルカバーも導入されています。
基本的には空力パッケージが見直されて、後方の車への影響を少なくするんだそうです。 今のレギュレーションのデザインですと、10mぐらいの距離まで先行する車に近づくと重要なダウンフォースが4割ぐらい減ってしまい、マシンのハンドリングに影響が出て、追い越すのがかなり難しいそうです。 それを改善して、レース中の駆け引きを面白くする目的だそうです。
あとは、環境対策として E10と呼ばれる通常ガソリンに再生可能な燃料として注目されているアルコールを10%含む燃料に変更されるそうです。 実際ヨーロッパではこのE10ガソリンはすでに導入されています。
まだまだ今年のタイトル争いから目が離せませんが、来季の展開も楽しみです。