F1
昨日のF1オーストリアグランプリはホンダエンジンを搭載したレッドブルが今季5連勝で優勝しました。
ハイブリッドエンジンになってから優位に連勝を重ねてきていたメルセデスベンツのチームが今季は意外に苦戦しており、圧倒的な強さでチャンピオンシップを連覇していたルイス・ハミルトンは思わぬ失速で表彰台を逃してしましました。
40年近くF1を追っかけてますが、セナやプロストの活躍していた頃のレギュレーションでの12気筒エンジンや10気筒になってからのタービンのようなエンジン音が聞けないのは残念です。
もちろん、環境問題を考えるとF1とは言え環境に優しい?エベントとして行く必要があり、別のカテゴリーですが、フォームミュラEでは電気自動車のレースが実施されているほどです。
エンジンだけでなく、レース中でのピットでの給油などができなくなったり、制限の増える中で、テレビを見ていて違和感を感じるほどアンバランスなのが、現在のF1マシンの大きさです。
これは先日見つけたイラストですが、去年のチャンピオンルイス・ハミルトンのマシンとセナの時代のマシンを比較したものです。 全長がかなり長いのがお分かりかと思います。
空力を最大限使い、燃料補給できない為に大きめのガソリンタンクや、今のハイブリッドシステムを収容する為の進化形と言えるかもしれませんが、ゴルフ場同様、レースサーキットの大きさは多少の改造はできるものの物理的なコーナーの大きさなど、以前に比べて手狭になっています。
この大きさのハンデはレースの展開もコース上での追い抜きなども難しくなってきていて、市街地コースのモナコでは予選でトップに立つとほぼ確実に本戦でも優勝できるほどですから、、
今後の2年間、環境対策のエンジンやレース方式が取り入られるようですが、もう少しコンパクトな車にしてコース上での競り合いを見せて欲しい所です。