2021.05.09
アメリカ銃規制
先日コロナ禍から通常に戻りつつあるニューヨークのど真ん中、タイムススクエアで銃の発表事件がありました。
またか、、と思いましたが、アメリカの銃規制は憲法を盾にした保守党が”銃を持つ権利”を守る方針で、規制にたんしては反対されて来ていました。
州によっては、銃を購入所持に関してはかなり厳しい所もありますが、自動車免許を取るより簡単な手続きで購入できます。
連邦政府としても、ATF – アルコール・タバコ・火器および爆発物取締局が中心になり、違法な銃器の販売や取り扱いを管理していますが、まだまだ抜け穴は多いようです。
実際に銃として管理されているのは、シリアルナンバーの刻印されている部分のみで、パーツとしては銃身や引き金関連などのは通販で身分確認も無く購入できるそうです。
日本でも漫画のゴルゴ13の愛用のライフルとして有名なアーマライトAR−15は、アメリカ軍の採用している軍事用のライフルです。そんな危険なライフルでもレシーバーと呼ばれるシリアルナンバーが刻印されている部分の購入は管理されているようですが、80%完成していて、工具さえ用意すればできるパーツも購入できます。
銃が人を傷つけたり、殺す訳では無いとの保守党の考えですが、統計的にも銃を所有する人の方が、しない人より数倍、銃の被害に遭うチャンスが多いそうです。
この写真は通販サイトで掲載されている8割完成の部品です、、44ドルで購入できるそうですが、こういう商売がある事自体不思議ですね。