先月開催されたスーパーボウルに次いで、全米スポーツファンが楽しみにしているのが、NCAA全米大学体育協会のトップチームのバスケットトーナメントです。

３月に６８校のトーナメントが実施され４月の一週にファイナル４と呼ばれる決勝トーナメントが開催されます。日本の高校野球の甲子園と同様に、番狂わせがあったり、プロが目をつけているスーパースターが出場するのを見るだけでも価値があります。　現在NBAで活躍している八村選手もこの大会で注目されており、活躍がプロのドラフトにも影響するほどですので選手達も必死ですね。

今年はCOVID対策のために、全ての予選はインディアナ州の会場で開催されるようで、まだまだこのような大きな大会を開催するには規制があるようですが、全ての試合が全米にストリーミング中継されるそうです。

アメフトと同じようにバスケは全米の大学にとって学校をアピールするだけでなく、巨大ビジネスとなっており、有力選手を集めるために、プロチームも負けるような立派な施設を設けたり、有名コーチを巨額で雇ったり、、そんな中でアマチュアの、奨学金はあるとしてもギャラのかからない選手を使って巨額の収入を得るビジネスモデルはアメリカ国内でも賛否両論があります。

日本でもNCAAのような組織作りを考えているようですが、巨大ビジネスになる可能性もあるなかで、本家NCAAの運営など参考にされるべきかと思います。