2021.02.09

ゴルフ道具の進化

先週、ゴルフ用具のルールなどの総本山にあたるR&AとUSGAが、現行のゴルフ用具に対するルールの変更のコメントが出されました。

ゴルフバッグに入れる14本のクラブや、ボールに関しても公式競技で使うためにはR&Aで決められたスペックで作られたモノ以外は使えないルールとなっています。

メーカー各社はその決められたルールに対応する中で、飛距離を出せるようなクラブを開発していますし、プロゴルファーたちも少しでもメリットがある用具を求めています。

とは言え、最近のプロゴルファーの間では、飛距離が半端では無い選手も出てきています。 去年の全米オープンで優勝したデシャンボー選手も良い例ですね。 ドライバーの飛距離が平均で325ヤードだったそうですが、正に規格外のパワーです。

タイガー・ウッズが1997年のマスターズや2000年の全米オープンで見せた圧倒的な飛距離と正確さは、各トーナメントはコースを長くするなど、、、ゴルフが変わった時代です。

2001年にタイトリストがソリッドコアボールとして初めて発売開始したPro V1ボールは当時の技術としては画期的な物でした。今年また新たに改良されて発売されますが、飛距離、打感、安定性など進化しているそうです。 ボールはパテントの塊と言われるほど、ディンプルの形状や素材で1ヤードでも前に安定して飛ぶようにするか? 各メーカーが争っています。

面白いデータがR&Aから発表されていますが、平均ゴルファーのドライバー飛距離は2005年に217ヤード、2019年には216ヤードとあまり変化がありませんが、同時期にプロは+10ヤードは平均飛距離が伸びているんだそうです。

ロングヒッターのデシャンボ選手も全米オープンでのフェアウエイキープ率は41%だったそうで、私とほぼ同じレベル。 でも数百ヤードも前に飛んでるので、グリーンには近いのでラフでもそんなに苦労しなかった訳。

ゴルフの醍醐味のナンバーワンはロングドライブですし、1ラウンド中には一回ぐらいはナイスショットがあるので、下手なゴルフも楽しい訳。そんな中でプロやエリートゴルファーに対しての制限には反対しませんが、一般ゴルファーには少し飛ぶ用具を使わせてくれても良いかと思いませんか?

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