PGA Tour
あっと言う間にきょうから2月。
日本のゴルフツアーのスタートにはまだ時間がありますが、アメリカのPGAツアーはもう本格的なシーズン最中。
週末ファーマーズインシュランストーナメントをご覧になった方から、中継が面白いとのコメントを頂きました。
先週はアメリカのCBSの中継でしたが、PGA中継は64年目になる今年からプロデューサーがSellers Shyさんに新しく代わり、新しい中継技術を導入しています。
SellersさんはCBS伝説のプロデューサー、フランク・チャキニアンの下でアシスタントを務め、先日リタイアしたランス・バローさんの後任として初めてチーフのポジションに着いた方。
私もマスターズの中継や、アジアアマの中継などで何度かお会いしましたが、新しいアイデアをどんどんゴルフの中継に導入されています。
ドローンの利用や、今回も継続されていましたが、バーチャルグラフィックの導入なども積極的に取り入れて、新しいゴルフの見せ方?を演出してくれていますが、SNSやYouTubeのファン層の若い人にアピールするような見せ方ですね。
今回のようなグラフィックはニュージーランドでライブで同時進行で制作され、編集作業やVTRなどはロサンゼルスやニューヨークのスタジオで分散されたり、このコロナ禍での対応だけでなく、上手いプロデュースの仕方は素晴らしいですね。
あと二ヶ月ちょっとでマスターズですが、彼の本領発揮の場になるかと今から楽しみです。 どんな画像が届けられるんでしょうね。
CBSが最初にマスターズ中継を実施した1956年はカメラは15番から18番の4ホールを6台のカメラでの中継だったそうですが、現在では18ホール全てだけでなく、全ての選手の全部のショットを100台以上使い中継されるようなプロダクション体制にこのような新しい技術が加わるとどうなるのか、今から楽しみです。
この方がSellers Shyさん