2020.10.03

E-6B

昨日のトランプ大統領のコロナ感染の発表とほぼ同時に、米海軍のE-6B機が我々でも見る事のできるFloght Awareと言う航空機の位置情報のサイトから見ることができるようになりました。

このE-6Bと言う機材ですが、最終兵器と呼んでもおかしく無いほどアメリカ軍の核弾頭をコントロールする機能を持った航空機です。

改造された旅客機ですが、通信衛星や地上との連絡が取れる空飛ぶ指令室の役割をします。

普段は、その行動は極秘とされている中で、トランプ大統領の感染で最高指導者が活動不可能になった場合のシナリオに備えて配備された事をアピールするために見えるようにしたとアメリカのニュースで扱われていました。

ワシントンが核攻撃を受け、指揮ができなくなってもこの航空機から反撃の命令を海中にいる潜水艦や航空母艦などに対して攻撃命令が出せるコマンドポストとなるそうです。

考えるだけでも恐ろしいシナリオですが、大統領が倒れた場合にはこのような措置が取られて、アメリカに敵対心を持つ国がチャンスとみて攻撃を仕掛けても、すぐに反撃される事を示しているんですね。

E-6B-fly-2

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