2020.08.11
Eat Out to Help Out
コロナの影響を受けて、イギリスの飲食業界も営業を休止したり、テイクアウトのみに変更するなどの対応が長く続いていました。当然ながら予約ゼロの状態が続いていて、経営難になるレストランが増えているのは日本と同様です。
英国政府が今回導入したシステム、Eat Out to Help Out = 外食して(レストランを)助けようキャンペーンです。 どこかの国のGO TOキャンペーンのようによくわからない制度ではなく、外食する費用の半分を最大一人当たり10ポンドまで政府が負担すシステムです。
イートインのみに適応されるシステムですが、メニューに掲載されている料金は今まで通りですが、会計の際に精算します。 例えば3ポンドのコーヒーを飲んだら半額の1.5ポンドの支払いで、40ポンドの食事を取ったら最大補助を引いた30ポンドの支払いになります。 一人当たり最大10ポンドですから家族で食事をするのにも対応されています。
今月末までの対策だそうですが、やっと少しずつ客が戻りつつあるそうです。 しかしレストランもソーシャルディスタンスを確保するために客席の数を減らしたり、それなりの工夫をしているようですが、回復の引き金になりますね。
日本も地元のお店に還元できる良いシステムですからぜひ考えて欲しいですね。 外食産業だけでなく、関連会社にもメリットはある訳ですから、、、