2014.09.11
ヴァージン航空
先週 イギリスのヴァージン航空が日本路線から撤退すると言うサプライズなニュースを聞きました。
個人的にも一番好きな航空会社でイギリス路線はかれこれ25年ぐらい使わせて頂いていて、去年には生涯飛行距離も100万マイルを達成したほどです。営業の方や成田のグラウンドスタッフの方など、深切にして頂いておりましたので残念です。
今回の撤退に関してはヴァージン航空の49%の株を以前はシンガポール航空が保有していたのですが、最近それがアメリカのデルタ航空の保有になり、大西洋路線に集中するため、、との発表でした。 航空会社は近年利益率重視になって来ており、省エネタイプの機材を導入したり、今回の東京路線のように採算性の悪い路線から撤退する事が多くなってきました。 それでも香港と上海の路線は今の所継続しているのですから、やはり収益性の悪い路線からの撤退だったのかもしれません。 ジャパン・パッシングですね。 やはり震災や原発の事故の影響でイギリス人が大挙して日本から引き上げてしまったのも一つの理由かもしれませんね。
撤退を決める前に採算性を上げる努力をして欲しかったですが、ヴァージンの経営陣の結論は早かったですね。
来年の2月1日が最終フライトだそうです。 まだイギリス出張のチャンスがありますので、せいぜい利用させて頂くつもりですが、寂しいですね。
この機材はMaiden Tokyoと言う名前が付けられています。 日本路線でも使われていたのですが、Maidenと言う意味は“おとめ”とか“処女” 東京娘、、って感じでしょうか。 残念ながらこの機材も東京には来れなくなるんですね。