2020.06.06
DL90便
アメリカ時間の6月2日にヒューストンからアトランタに向けてデルタ90便が運行されました。
本来は年末に退役する予定だったMD88/90シリーズの航空機の最後のフライトがコロナの影響で早まったのだそうですが、このMD90は昔のダグラス社の機材で、鉛筆のような細長い機体の後ろにエンジンが付いている、まさに子供が描く飛行機そのもののような機材でした。 後ろに座っていると機体がゆらゆら揺れる様子が見えるのが印象的でした。
短距離をメインに運行されていたようですが、アトランタからオーガスタの移動の際にはつい先日までお世話になった機材です。
今回のラストフライトには便名をDL90として、テールナンバーはN925DN、1995年に就航したMD90が使われました。素敵な演出ですね。
古い機材は燃費や運行費用の問題でどんどん新しい機材に置き換えられて来ているようですし、先日もボーイング777も退役させる発表がありました。確かに安全は確保されているものの、MD90でオーガスタからアトランタに2年ほど前に移動する時にはメカトラブルで3時間ぐらい出発が遅れて接続便に間に合わずアトランタ泊になった事もありました。
コロナ後の航空産業はどうなるのか不安ですが、このように機材の退役に拍車がかかるでしょうね。
ありがとうMD90! お疲れ様でした!!