2020.04.16

NFL Draft

コロナの影響で、世界中のスポーツ中継だけで無く、不特定多数のゲストや出演者を集めるテレビ番組の製作に影響が出ています。

アメリカやヨーロッパでもニュース番組などもインタビューはほぼゲストの方の自宅からネットでコメントを生で入れたりする方式に変わってますが、アメリカでこの時期のメジャーエベントであるNFL Draft, ドラフト会議は4月23日から今までとは全く違った形で実施、中継されるそうです。

通常ですと、アカデミー賞のように大きな会場に選手、各チームの代表やNFLの関係者が集まり、くじ引きをする模様が全米に生中継されていました。各チーム同士やエージェント達が並行して交渉をしたり、その駆け引きもファンにはたまらないコンテンツとして多くの視聴者を集めています。

今年はコロナの影響で、番組の司会者はESPNのコネチカット本部のスタジオから中継して、NFLコミッショナーはじめ関係者は自宅からネットと使って参加するんだそうです。

もちろん肝心の60人近いドラフト対象の選手たちの自宅にもネットカメラが入り、多元中継を行うそうです。それに加え、各選手の活躍の模様や関係者のインタビューなど170〜80ぐらいの要素を番組に取り入れる必要もある為、いろんな意味で初めての企画がされる訳です。

今後、通常に戻ったとしてもこのようなリモートでの参加する企画など、もっと一般的になるかもしれませんし、すでに解説者の方は自宅にスタジオを用意する人も増えて来てるんだとか。

緊急避難的な事がひょっとしたら普通になるかも知れません。確かに生中継がスポーツを変えた訳ですし、このような取り組みはスポーツだけで無く、テレビやネット中継がどのように変化して行くのか?楽しみです。

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