2020.04.05

ルネッサンス

みなさん世界史でルネッサンスに関して習ったと思いますが、14世紀イタリアで始まった文化活動です。 日本語では文化復興って訳されたりしています。

実は面白い事実がありまして、ちょうどペストがヨーロッパ、それもイタリアで猛威をふるったのが1350年ごろだそうです。 それもシルクロードを伝ってアジアから広まったそうです。あまりにもコロナに類似する所がありゾッとしますが、当時も今回のコロナ同様に死者がイタリアに集中したんだそうです。

いずれにせよ、そのペストから”復興の証”として(どこかで聞いた事ありますが)盛り上がった文化がルネッサンスなんだそうです。 歴史を見直すと、面白い事実を発見しますね。

今回のコロナの猛威ですが、2003年のSARSと比べても感染者数も桁違いです。しかし大都市や国によってはロックダウンをしても、出社する必要の無い方や学生もホームワークで仕事をこなしたり、ネットでの学習に対応できているのが大きな違いでは無いでしょうか。

このテレワークに対応できるインフラであるインターネットが普及しているので成り立っている訳ですが、このテレワークなどが我々のこれからの仕事を変えて行く予感がします。

3月のジュネーブの自動車ショーが中止になって、ネットでの新車発表になり、、またそれが好評だったりして今後の自動車メーカーの考えも変わったかもしれません。

テレビの放送にしても、生放送や制作現場での感染予防のために中止や変更がある中で、ネットを使って多次元の放送をしたり、先日イギリスではバーチャルの競馬中継が実施されたり!、まだまだアイデア次第では転んでも何かをつかんで起きるチャンスがありますね。

コロナ騒動が収まった頃、仕事のルネッサンスが必ず起きる予感がします。仕事のあり方や就労体制など、大きな変化があると思います。 事務所も社員全員収容できる必要も今後無くなるかも知れませんし、社員も副業を認めるなどアドホック的な雇用体制も常識になるかも知れませんね。

この画像は放映されたバーチャル競馬の模様です。歴代の名馬たちがデータを元に出走するシミュレーションをAIを駆使して制作したんだそうです。 今回の取り組みでは実際に賭ける事もできて、その収益はイギリスの医療サービスに寄付されたそうです。

_111619876_potters

このページのトップへ