2017.11.09
二酸化炭素、排出基準
タイトルは硬い話のようですが、昨日に続いて車の話です。
最近アメリカのMITの研究グループが発表したデータで、電気自動車のテスラの二酸化炭素排出量を一般のガソリン車との比較がされていました。
でも、電気自動車はガソリンを燃やさないのでCO2は出ないのでは??と皆さんお考えかと思います。
実は、車の生産過程や、廃棄する際に使うエネルギー、そして当然ながら充電するための電力の(火力)発電で生じる温室効果ガスもあります。
テスラのモデルSはこのデータによると1キロ当たり226グラムに対して、例えばBMWのハイブリッドセダンの750ですと385グラムと確かに優秀なんですが、排出ガスゼロではないんですね。
ちなみに日本の小型車ですと、同様の計算ですと三菱ミラージュが192グラムなんだそうです。
ヨーロッパでは2040年にはガソリンやディーゼルエンジンの車が販売されなくなる中で、このようなデータをどう見るのでしょうか?