2017.08.31
USオープンテニス
ニューヨークで今週開催されているUSオープンテニスですが、日本人選手の活躍も楽しみですが、ビジネスの中心であるマンハッタンに近いクイーンズで開催されているだけに、スポーツビジネスのお手本のようなエベントなので、色々参考になります。
当社も以前アーサーアッシュスタジアムが完成した頃からTBSと一緒に中継をしておりましたが、その当時はホスピタリティースイートを契約して、お客様をご案内しました。ニューヨーカーだけでなく、全米や海外からニューヨークにこのために出かける方も多い中、スイートでの観戦は特別な経験だったと喜んでいただきました。
先日チケット関連の話を伺っていたら、今年からコートサイドのチケット料金を一律20%アップしたんだそうです。 センターコートでは通算24セッションの通しのチケットで販売されていますので、そのお値段なんと2万ドルです。1セッションあたり、800ドルちょっと、ですから一枚9万円也
この値上げに踏み切った理由はセコンダリーマーケット、すなわちダフ屋などで販売されているチケットが毎年2倍の料金で販売されていたからだとか。
今回の大会で全米テニス協会が手にする総額は放映権収入なども含めて3億ドルだそうで、その1/3に当たる1億ドルがチケット販売からの収入なんだそうです。ビッグビジネスですね!