2017.07.30
Formula E
今週末はF1のハンガリーグランプリが開催されますが、F1のニュースよりも2019年からポルシェがフォーミュラEに参戦するニュースの方が大きく報道されています。
ポルシェはルマンなどの耐久レースにハイブリッドのレースカーで参戦し、メーカーの中でも一番多くの優勝をしていますが、耐久レースから撤退したアウディと同じように、フォーミューラEへの鞍替えとなります。
1998年にポルシェは経済的な理由からルマンから撤退しましたが、今回は2019年からのWEC(ルマンなどの耐久レース)のレギュレーションの変更も一つの理由かも知れませんが、本当の理由は興味深いところです。
フォーミュラーEの代表のアゲグ氏によると、5年前にフォーミュラEのコンセプトを考えた時にポルシェのようなメーカーまでも参戦するとは思っていなかったそうです。
先日のフランスやイギリスのガソリンエンジン車の販売禁止などの動きを見ると、やはり電気自動車への流れはポルシェでも無視できなくなって来ているんですね。
こうして見ると、日本メーカーはハイブリッドで少し成功したからと言って、電気自動車への考えがまだ遅れているようで、心配ですね。