2017.02.26
Col John Boyd
先週出張中に読み始めた本がこれ。 アメリカ空軍のパイロットだったジョン ボイド大佐のお話です。
朝鮮動乱の最後に空軍のパイロットとして実戦配属されたそうですが、抜群の空中戦のスキルを持ち、第二次大戦の頃に作られたマニュアルを書き換えた事でも知られており、彼のマニュアルは世界の空軍で取り入れられたほど。
それだけに、さぞ天才かと思うとそうでも無く、常識では考えられない事をすることで知られていたそうです。
現在主力戦闘機と実戦配備されているアメリカ軍のF15やF16戦闘機のスペックを作るのにも貢献しただけでなく、湾岸戦争の作戦の戦略を考えた事でも有名です。
戦闘機のパイロットの教官時代には”Fourty-Seconds” Boydと恐れられていたそうです。彼の後ろについでも40秒で撃ち落とされる!と言う意味なんだとか、、
現トランプ政権の国防長官もマッドドッグとか呼ばれているようですが、アメリカ軍にはニックネームの方が有名な軍人が多いようです。