2015.11.12
MRJ
昨晩のニュースでは、初飛行となった国産旅客機のMRJの話がトップニュースでしたね。
ハブ空港となる場所からこのような小さめの旅客機で移動するのは、アメリカ本土やヨーロッパではかなり前からポピュラーになっていて、私が今年利用した機材でもMRJのターゲットであるボンバルデイア社の便もかなり使っています。オーガスタに行く際には必ずと言って良いほどお世話になってますし、ヨーロッパ域内での移動にも使われてました。
数年前までは、普通の中型機を飛ばしていた路線でもこのような小型の機材に変更されているケースも多いので、マーケットとしては今後も伸びるのでしょう。
しかし、機材が小さいと言うことは乗客数も少ないわけです。それでも滑走路は大型機と同じように使うので、数の限られた空港の発着枠を有効に使うのも難しそうです。
アメリカの空港ですと、航空母艦さながらに次々と離着陸をこなしていますが、時間帯によってはゲートを離れてもしばらく地上で待機なんで事も毎度の事です。
日本での空港のインフラや能力はあまり気になってませんが、このような小型機などの増便への対応が心配です。