2011.03.17
本当のヒーロー達
海外のメディア報道では、日本の報道でみられない災害地で活動しているレスキュー関連の方や特に原子力発電所に残りこれ以上の被害を食い止めるように必死で頑張っている方の記事が多く見かけられます。健康面ばかりか生命の危険もある中で、原子炉燃料の冷却に奮闘している皆さんは本当のヒーローです。日本の記事は“誰々が悪い”とか非難するばかりで、こうした無名のヒーロー達のことを残念ながら報道していないようです。今朝のニュースではNYタイムスの記事として紹介していたぐらいで、自らの取材はないのが残念です。
先日の日記にも書いてますが、海外からの情報には気をつけています。中国にいる友人からの話では中国からの人も避難をはじめているそうです。皮肉なのは中国政府が日本から輸入される食料品の検査をはじめたそうです。
さて、、東京では、ご覧のように水やトイレットペーパー、お米、カップ麺が店頭から消えてます。被災地の方のことを本当に考えるならこのような行動は避けたいです。ガソリンスタンドの長蛇の列を見て思い出したのは数年前のイギリスでのストの影響を受けて同様なパニックが起こったことです。タンクには十分燃料が入っているのに満タンにしたがる心理は分かりますが、今回の災害の場合は寄付とかを考える前に今一番必要な方のことを考えたいと思います。避難されている方と違い、我々は水は蛇口を捻れば出て来ますし、暖かい布団があります。
ちょっとのことですが、心がけ次第で我々も被災者の方に間接的ではありますが援助できます。