大規模停電
昨晩(17日)は突然の停電の可能性がある!と、ニュースなどで初めて大規模停電が起こる可能性を聞きました。
上の写真は、先ほどニコンのデジタル一眼レフ、D300でAF-Sニッコール(NIKKOR)17-55ミリ/F2.8の5秒露出で撮影したものです。六本木ヒルズ(東京都港区六本木)や照明の消えた東京タワー(東京都港区芝公園)が写ってますが、手前のビルはまだ街の明かりを受けて明るく見えます。肉眼だとかなり暗く感じますが、デジタル写真の感度は素晴らしいですね。
写真を見る限り節電で照明が少なくなっているとは思えませんが、確実に皆さんが節電のために照明を暗くしてます。しかし肉眼では以前に比べてかなり暗く感じます。ゴルフのトーナメントで日没サスペンドになる直前のテレビの映像をご覧の視聴者の方からよく、こんなに明るいのに中断ですか?とコメントをいただくことがあります。現場にいる人間ではかなり暗くなっているのが、カメラの感度がよいために逆に画面でお伝えできない場合があります。
ニュースでいわれていた想定外の停電が実際に起こったらどうなるのでしょうか。恐らく赤く見える高層建造物のマーカーはバックアック電源で点灯されると思いますが、そのほかは全部消えます。高感度のデジタル一眼レフでもおそらくシルエットしか撮影できないと思います。不謹慎ですが、夜空の星をよく見ることができます。
日本の電気供給は 世界でも間違いなく一番です。停電はよほどのことか事故がないと起こりませんし、電圧の変異も皆無です。今回の計画停電などで初めて停電を経験する方も多いと思いますが、イギリスなどは停電は年間平均で1時間半も起きています。去年(2010年)のクリスマスにイギリスに行った際、真っ暗な我が家に着いたことを思い出しました。電気と水道が使えるのは当たり前という常識は今回の福島第一原発の事故を受けて変わることは避けられません。
今まで当たり前のように使っていた電気や水道、電話などは一時的に使えなくなる場合があるそうです。私は海外に行く際には懐中電灯などは必ず車には入れていますし、ブリーフケースには必ず入れています。季節は梅雨、そして真夏に向かいますが、電力供給に不安があります。これから日本でも同様な対応が必要ですね。心の準備だけでなく、小型の懐中電灯も準備しておいた方がよいかと、、、