2011.06.06
節電
“自粛”や”節電”と言う言葉を聞かない日が続きますが、海外旅行をした時にいつも感じるのが光の使い方の違いです。
基本的に日本の照明は白い太陽光と同じか、それ以上に蛍光灯を多用して室内でも真昼のような明るさを使っています。 この写真はロンドンのBurlington Arcase(バーリントン・アーケード)で夕方撮影しました。
ごらんの通り、白熱電球を使っている為に黄金色の電球が目立ちます。 しかし良く見るとLED電球だったりして単に明るくするのではなく、光の色を考えて雰囲気を作っています。
日本では、電気を消すだけでお化け屋敷のようにただ暗いだけの施設が多くなりましたが、このように少ない明かりでも雰囲気を作れば良いんですよね。
節電はダイエットと同じで、単に消すだけではリバウンドが必ず起こります。 ダイエット食も味付けを変える事で、美味しくいただく事ができ、長続きするのと同じですよね。
舞台照明や、神社仏閣の明かりなど、日本には雰囲気のある照明のノウハウがありますので、それをうまく使えれば良いですね。