2010.02.05

大学受験

201002052月に入り受験もピークです。我が社に隣接している上智大学も試験中は校門が締められ、ガードマンが警備にあたっている異様な雰囲気です。

我が家も妹のところの受験生を預かってまして、昨日が最初の試験でした。私にとって初体験のことばかりですが、昨晩帰って来た甥に様子を聞いてまたビックリ。写真は、最寄りの駅から試験会場までの間で甥がアルバイト学生から受け取った書類の一部です。

各予備校が今年の試験に失敗した学生を集める最後のチャンス?とばかりに、各校あれこれ工夫してパンフレットを用意しています。すべて立派なクリアファイルに入れられ、内容も試験の傾向と対策だけではなく、想定問題集やら、帰りには解答速報まで出してサービス満点。クリアーファイルはしばらく購入することはないぐらいの量で立派ですし、お金をかけて作った本まで配っているようです。あとオマケで付いているのがチョコレート菓子のKitKat。これはお受験の定番、きっと”勝つ”だそうです。きっと”カット”と思ったのは私だけではないと思いますが、予備校としたら”カット”されてウチに来い!って不謹慎な願いも入っているかもしれません。

関係ない話ですが、欧米でもKitKatはHave a break,have a Kitkat!というコピーで売られてます。コーヒーブレークと同じですね、チョコを割って食べる仕草がブレークってことなんですが、日本のゴロ合わせに似てますが、動作までは考えてないです。

少子化の影響か、大学だけでなく予備校も厳しい様子がわかりますが、大学は受験料も大切な収入源になっているはずです。試験問題は教授のだれかに作らせているでしょうし、印刷のコストは知れてます。場所は構内を使い大学生のアルバイトを使えばかなり儲かる商売ですよね。授業料を払う学生を募集するのにお金が取れる訳ですから、“給料を貰う仕事のための入社試験こそ受験料を取ってもおかしくない”と考える人事担当の役員も少なくないと思います。

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