2010.03.26
日本の明かり、世界の明かり
日本の明かり、世界の明かり、って子供の頃に某社のコマーシャルでいっていました。今、世界中でこの省エネ電球が注目されておりますが、今日は最新テクノロジーの話ではなく、明かりの話。
私はイギリスに頻繁に行きますが、何故かイギリスの街の中にいるとホッとするというか落ち着くんです。もちろんロンドンとかの雑踏の中にいても、東京やニューヨークとは違う安心感があります。
何故って深く考えたことがなかったのですが、最近の省エネ電球とかを購入して見てその原因が分かりました。
イギリスでは自宅だけでなく、事務所やお店で使われている蛍光灯が非常に少なく、白熱電球の利用がほとんどなのです。もちろん省エネ化はイギリスでも盛んですが、なぜか省エネ電球も白熱電球に近い色のモノが多く使われております。東京やニューヨークの明かりはどちらかというと“白”ですが、イギリスは少し黄色い感じです。高速道路の照明もアンバーというか、赤黄っぽい色が使われており、街の街頭もそれに近い色です。
太陽の明かりは睡眠時間のコントロールに役立ったり、メンタルな面での影響はいろんな方の研究で明らかにされております。冬の日照時間の短い国では鬱病になる方が多いというデータもありますが、蛍光灯の白い光と白熱電球の色が人間の感性の部分に与える影響を研究されている方がいらっしゃるのでしょうね。
写真は省エネ電球、“白熱電球と同じ色調”って書いていたので購入したのですが、残念ながら大きさを間違えてしまい、思っていた照明器具で使えなかったです。電球の白い部分が引っかかるんです。老婆心ながら、皆さんも購入される際は大きさを確認された方がいいですよ。