2010.05.19

アイスランドの火山、スポーツエベントへの影響

20100519イギリスで足止めされたこと</a>は以前書きましたが、今回はその火山の影響が思わぬところで影響があるという話。

遥か離れたアイスランドの噴火の影響で日本でも4月23日~25日に開催予定されたオートバイのレース、WGP第2戦日本GP(ツインリンクもてぎ)が中止になったことは皆さんご存知かと思います。その後、観測体制の見直しとか火山活動そのものや気象の関係で一時的な空港の閉鎖はあるものの、例えばイギリス全土で何日も飛行機が飛ばない事態には至っておりませんので不便でもマヒ状態は免れているようです。

さて、ヨーロッパのスポーツは一番天候のよい6月~7月に集中します。来週からはテニスの全仏オープン(5/23-6/6)がはじまり、ウインブルドン(6/21-7/4)。そして全英オープンゴルフ(7/15-18)も開催されます。

それらの大会に出場する選手達はヨーロッパ、イギリスに向かって世界中から移動するんですが、火山活動で飛行機が飛ばずに参加できずにメジャー大会が選手不在の歯抜け状態になる可能性もあります。関係者の話によると選手達はスケジュールを早めて移動するようで、そのせいでしょうか全英オープンゴルフの前週にあるスコットランド・オープンゴルフ(7/8-11)のエントリーが想定外に増えて嬉しい悲鳴をあげているようです。

皆様もヨーロッパ方面へのご出張の際には、時間に余裕をもって行動するようにされた方がよいですね。

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