2010.08.21
自動化ゲート
と言っても、高速道路のETCではありません。
上の写真は入国管理局のサイトからの引用ですが、空港での出入国の際に使用するシステムです。事前登録が必要ですが、私はサービス開始当初から使わせてもらってます。
このゲートは二世代目のようですが、パスポートをリーダーで読み取らせて、指をあてて指紋認証をすることで本人確認が行なわれます。通常ですと並んでパスポートにスタンプを押してもらう必要があったのですが、利用者がまだ少ないせいでしょうか、ほとんど並ばずに出入国手続きを済ませることができます。
同様なシステムはイギリスにもありまして、IRIS(Iris Recognition Immigration System)と呼ばれ、その名前のとおり眼球の虹彩パターンを特殊なカメラで認識して本人確認をします。パスポートの提示の必要もありませんし、カメラの入っているブースに入り、カメラを覗き込むだけです。こちらも列が短く、重宝してます。
この調子ですと、パスポートではなく、生体認証が本人確認の手段になるかもしれません。昔は出入国のスタンプでパスポートが一杯になって増冊してもらったり、蛇腹の追加ページを付けてもらったりしたのですが、これからはそんな心配はありません。各国に行った時に押してもらうスタンプもいい思い出になるんですが、それもすぐに昔語りになるかもしれませんね。