2010.12.01

雪のスコットランド

20101201スコットランドからメールが入りまして、現地の雪景色の写真が添付されていました。この写真をご覧になって何処かお分かりの方はかなりのゴルフ通です。セント・アンドリュースの18番グリーンと1番ティーがこの雪の下に埋もれています。おそらくお昼ごろに撮影したのでしょうが、どんよりした雲はこの時期のスコットランドでは典型的な空模様です。

もう12月なんでスコットランドあたりでは雪といっても別におかしなことはないのですが、同じ時期に紅葉のオーガスタとの比較が面白いですね。

オーガスタはアトランタから車で2時間ぐらいの距離にありますが、アトランタに比べて5℃ぐらい気温が高いので真冬でもゴルフができます。オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)の設立当初は、ニューヨークやシカゴなどのメンバーは冬の時期に列車でオーガスタに向かったのだそうです。今では飛行機での移動でフロリダとかカリフォルニア、そしてハワイなど冬でもゴルフが楽しめるのですが、週末を夜行列車で移動してゴルフができるのは開設当時は非常にユニークだったそうです。

ところで、セント・アンドリュースのキャディーに聞いた話ですが、彼等は冬の期間はフロリダやサウス・カロライナ州のゴルフ場に出稼ぎに行くそうです。おそらくセント・アンドリュースを訪れたアメリカ人ゴルファーのコネもあるのでしょうが、冬のフロリダでスコットランド訛りのキャディーに遭遇されたら彼等がどこから来たのかはお分かりになると思います。

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