2012.04.11
危機管理能力
今年のマスターズウイークの火曜ヨルに、雷と暴風雨がオーガスタナショナルに大きな被害をもたらしました。水曜のゲートオープンも通常より30分遅らせ、風で飛ばされた枝などの撤収をしていました。最大の被害は写真の16番ホール付近にあるこの施設で、倒れて来た樹齢100年の木の直撃を受けて屋根に大きな穴があいていました。
午前中に見かけたのですが、倒れた木は撤去されており、建物もすでに大工さんが壊れた箇所を取払い、本格的な修復作業を開始していました。 ほぼ24時間後の木曜にも同じ所を通ったのですが良く見ないと分からない程完璧に作業が終わっていました。
コミティーとの打ち合わせの際に聞いてみましたが、マスターズの期間中はどんな事にでも対応するように連絡網を作っているそうで、今回のような場合でもすぐに対応して人員の配置や部材の確保が短期間でできるそうです。
マスターズを運営しているコミティーの方は危機管理に関しては常にリビューをしているとか。 当社でもやっと地震などで帰宅困難になった場合の考えをまとめ始めたぐらいです。 備えあれば憂い無しと言われるとおり、常に対応策を考えねば、と実感しました。