2009.11.29
2,475,526,000秒の世界
来年1月3日(日)午後5時から5時54分まで、TBSテレビ系列にて特別番組「号外!一秒の世界」を放送します。この「一秒の世界」シリーズは、地球に起こっている環境の変化を1秒という単位で捉えて表現してきました。今日のタイトルは、平均寿命(87才)を秒になおしてみた数字です。
我々が一生間に消費するモノってどれぐらいになるんでしょうか? アメリカ人の平均的な量と日本と多少違いがありますが、例えばタマゴ。日本人は生涯に27,559個。アメリカ人は19,826個だそうです。日本人は卵焼きが好き??って答えではありませんが、重量にすると、何と1.3トンもの重さになります。 小型車ぐらいの重さですよね。
お風呂好きの日本人といわれますが、生涯に入るお風呂やシャワーの回数はアメリカ人の方が多く28,433回。日本人は24,501回だそうです。その量はなんと37,600,000リットル! 普通の水道の蛇口を全開にして98日間流しっぱなしにした量と同じです。
牛乳の消費量ですとアメリカでは28,433カップ、日本では24,501カップも飲まれます。
赤ん坊がミルクを飲むとお世話になる紙オムツもトイレのトレーニングができるまで、日本では1,558個、アメリカで3,796個使われます。原材料のパルプのために4.5本の木が使われ、赤ちゃんのお尻をドライに保つためのポリマーを作るために400キロ近い原油が使われているそうです。
あまり気にしなかった我々の食べ物や水。「号外!一秒の世界」では地球と言う資源の限られた場所で、水から見える命の神秘と、食料から見える地球の問題をレポートします。お楽しみに!