2023.08.16

NHS

英国のナショナルヘルスプログラム、NHSは揺り籠から墓場まで、、と世界中で注目される健康保険システムですが、最近スタッフの賃金がインフレについて行っておらず、賃上げ交渉のストライキがこの夏実施されています。

例えば、ジュニアドクターの賃金は現行で1時間あたり12ポンドですから時給2,160円を要望額20ポンドを要求しているのですが、医大を出て国家資格をとったにしてはスタバの店員並みの給与は疑問に感じますよね。

彼らは、医大の授業料などは自腹で負担しているケースもあり、医者になった途端に巨額の借金返済が待っているわけですか大変です。

英国を離れてオーストラリアやカナダなどに仕事を求めて流出する医者の数も多くなっているようで、ちゃんと対応しないと医者不足がより深刻になりますね。

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2023.08.15

ひまわり

先日紹介したひまわり農園に週末行って来ました。

環境対策の一つとしてのひまわり栽培のようですが、確かに野生の花に囲まれてひまわりが植えられていました。 ちょうど昨日は今年の夏の公開日の最後だったようで、たくさんの方が集まっていて、短い夏の終わりを感じさせられる一日でした。

このひまわりは種子が熟成をするのを待ち、収穫され、食用油やそのまま食べるスナックになるようですが、無駄のない農場コンセプトですね。

笑い顔ですが、少し不気味な花を見つけましたが、指で押したらこんな後が残るんだとか、、

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2023.08.14

売電

自宅で屋根に設置しているソラーパネルが活躍してますが、通常ですと自宅で使うのと余った電力は蓄電池に蓄えて日が沈んだ後に使うようにしています。

今回、電力会社のスマートメーターのアップデートがあり、例えば旅行など長期に家を空けたりする場合には、ソラーパネルで発電した分だけでなく、蓄電池に充電した電力も時間指定で買い取ってもらう事ができるようになりました。

日本と違い、電力の需要のピークは夕方5時〜ヨル8時なので、その時間に売電すれば一番高い料金で買い取ってもらうことができるシステムです。

同様に、深夜料金を使って電気自動車の充電をするようにプログラムするとピーク時の半分ほどのKW単価で購入できますので、それも今後利用しようと思います。

電気自動車と言えば、先日友人がポルシェの電気自動車を購入しましたが、自宅の7Kwの充電器ですとほぼ空の状態から満タンにするまで12時間以上かかるんだそうですので、毎日こまめに充電するようにしているんだそうです、、

長距離走行が売りのモデルもありますが、それだけバッテリーのキャパシティーがでかいので、急速充電のサービスの世話になる事も多く、これは便利なんですが、キロワットあたりの単価が通常の自宅で購入している電気代の数倍なのでほぼガソリン車と同じようなキロ単価になってしまいますので、CO2排出減少できるだけのメリットですね。

自画自賛ではありませんが、今使っている42キロワットの電池を搭載して、200キロ弱の航続距離の車は、現在の電力事情にピッタリだと思います。 前述の深夜料金内で十分自宅の充電器で満タンにできる訳ですから、、 あとはガソリン車との2台体制ですので、長距離移動の場合にはガソリン車というように使い分けしています。 

日本での事情はよく分かりませんが、やはり自宅に充電インフラの整備が今後の電気自動車の普及に大きいな影響が出ますね。

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2023.08.13

Food Donation Bag

英国でも最近の金利上昇や物価高の為に、貧困層が増えて来ているとよくニュースなどで取り上げられています。 食べ盛りの子供を抱えた家庭にも影響が大きく、学校で特別に朝ごはんを出すような対応もとられているようです。

その対策の一つとしてフードバンクなど、無償での食材提供がされているところもありますが、イギリスのスーパーの大手テスコでは、入口周辺に主要な食材をこのようなバッグに詰めて、食材の寄付集めを実施しています。 寄付に同意する客はこのバッグをレジに持ち込み、支払いを済ませ、所定の場所に置く事で、その後バッグはフードバンクなどで配布されるんだそうです。

一般の棚に並んでいるものよりは賞味期限の関係もありますが、内容は新鮮な食材も含まれておりますのでかなり安い金額設定のようです。 同時にフードロスへの対策にもなっているようです。

現在の経済状況は今まで不自由をしてなかった収入レベルの家庭にも大きな影響がある中で、このような取り組みがあること自体深刻さを感じさせられますね。

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2023.08.12

コンコルド

英国航空とエア・フランスが運行していた超音速旅客機コンコルドですが、事故の影響や経済的な理由から退役してしばらく経ちます。

退役後も人気で世界各国の航空博物館などで展示されていて、ニューヨークのハドソン川にある航空宇宙博物館ではバージの上に展示されていましたが、今回は塗装など修理のための移動でブルックリン橋の下を通過した模様をニューヨークの方が送ってくれました。

コンコルドは当時ロンドンとニューヨーク間の移動にはよく使ってましたが、時差の関係でロンドン→ニューヨーク便で向かい、帰りは夜の便で戻ってました。

1日の仕事を早めに終えて、市内の事務所からバイクタクシーと呼ばれるオートバイの後部座席に乗って30分ほどでヒースロー空港に到着、 夕方6時発ですと同じ日の午後3時ごろに到着しましたから、そのまま打ち合わせに向かったりしていました。 

ニューヨーク滞在は到着後打ち合わせをして、その後ディナーを食べてから空港に戻り最終便でロンドンに戻った事もありました。 翌朝到着しますが、空港でシャワーを浴びて事務所に直行してましたが、今ではちょっと体力的に無理ですね。

次世代の超音速ジェットの話題もありますが、リニア新幹線同様に、これ以上早く移動するニーズはあるんでしょうかね?

この写真を見ながら思いました。。

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